旅行メンバーである、エミリーの希望であるチャングムパーク。
NHKでも放送されていた「宮廷女官チャングムの誓い」というドラマが
撮影されたセットが保存してある、テーマパークである。
ソウルから1時間、地下鉄を乗り継いでの大移動。
元軍隊の基地に建立されたため、おのずと郊外になるのだ。
しかし、地下鉄最末端の駅からバスに乗るのはたやすい事ではない。
バスは観光客への配慮が全くなく、自力でやるしかないのだ。
運転手のおじさんに「デチャングムパーク?」(チャングムパークへ行く?)と
何度も話しかけ、目指す停留所で合図してもらうことに。
着いたところは・・・全く何もない土地!
「テレビもねぇ ラジオもねぇ ついでに車も走ってねぇ」つい歌ってしまうほどに、な~んもないのだ。
ようやく入り口を見つけ、パーク内に入ると
エミリーのテンションはうなぎのぼりになった。
宮廷正門のセットから中に入ると、チマチョゴリ体験コーナー発見。
ロケーションは抜群なので、みんなで体験してみることに・・・
結構感じ出てるでしょう?チャングムパークから帰る時のこと。
バスの停留所にいたら、タクシーが停まって乗れと言う。
韓国語が少し理解できるのずりんによれば、バスはなかなか来ないとの事。
「じゃあ乗っちゃう?」「え、大丈夫?」「高くない?」
5分ほどの押し問答の末、乗ることになった。
ちなみにのずりんの頑張りで、駅まで1万ウォン(1000円)に抑えた。
本来ならば、ソウル中心街に遊びに行く予定だったのだが
地下鉄で1時間以上の移動は、かなりの疲労を生み出した。
まっすぐホテルに帰り、近所のチゲの店で夕食にした。
目の覚めるような鮮やかさと辛さ!ガイドブックに掲載されていない、地元向けの店だったけど
本場の味そのもので、とても美味しかった。
これが結構辛く、煮詰まればその辛さは増していく。
ちなみにあまり煮込めていないうちから食べようとしたら
店のお兄さんに「Wait!」と言われてしまった。
全員、叱られた犬みたいになったw
遠出して結構疲れたが、旅らしい2日目だった。
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