
ラルフローレンのパスケース。
中学受験に合格した春、家庭教師の先生がお祝いにくれたもの。
中学生には高価なものであったけれど、当時の私には価値が分からず
慣れない革の香りに少し違和感を感じた覚えがある。
しかし、本物というのは素晴らしい。
本皮であるため、年月を経ていくごとに味が出てきて
私の手にしっくりくる、とてもいいものになっていった。
それから価値がようやく分かってきて、中・高・大で愛用。
ビニール部分が破けても、自分で直して大事に使っていた。
凄くいいものを下さったことも、よ~くわかった。
それでもステッチはほつれ、ビニール部分も完璧にぼろぼろ。
10年も使ったし心機一転も兼ねて…買い換えを決意。
早速伊勢丹のラルフローレンへと足を運んだ。
10年間使ったものを店員さんに見せたら
「こんなに使っていただいて、本望です」といったことを言われた。
マイナーチェンジしてあったけれど、上品さと高級感はそのまま。
色は10年物と一緒で、えんじ色を買った。
本物の革製品を自分で選んで買ったのは、初めてでもある。
薄紙に包んで、箱に入ってるのがすごく嬉しい。
変にげんを担ぐのか、もったいぶっているのか知らないが
大安吉日である18日から使う予定でありますw
大事に大事に使って、味を出していこう。