「地域コミュニティの貧弱化が取沙汰される中
私の住む土地は、まだ近所付き合いがある方である。」
女子大時代は、こんなレポート書いてたw
今思えば、何の捻りもないものだ。
どうしてこんな始まり方をしたのかというと
最近ご近所からのおすそ分けが多くって
その中でも、ひときわ珍しい野菜を頂いた。
「金糸瓜(きんしうり」俗名「そうめんかぼちゃ」
何でも、決まった調理をすると身がそうめんのような
繊維状になり、酢の物などにして食べるそうだ。
市場に出回ることは、まだ珍しいものらしい。
全国で作られているらしい…。
まず、全体像。

冬瓜より色が薄めで、大ぶりだが軽め。
ネットのないメロンを、細長くした感じ。
これを輪切りにし、水からゆでるのだけど
硬いのなんのって!普通のかぼちゃと同じぐらい。
母と交代してやっと切るのに成功し
我が家で二番目に大きい鍋で、ゆでる。

ゴトゴトゴトゴト…
意外と火の通りは早く、菜箸で皮から挿してみると貫通。
大量の水で冷やすと、おもしろいように皮がむける。
ちなみに、種はかぼちゃと全く同じに見える。
皮をむいて、身をほぐしてみると…

…そうめんみたいになった!!写真じゃわかりにくいかも知れないけれど、
一枚目の写真から、三枚目になるって信じられないでしょ?
「金糸瓜」って名前でも、確かに頷けるね。
味は、淡白ながら少しだけ甘みがあった。
そのまま食すより、ドレッシングをかけるとか
代表的な調理法としてある、酢の物にするとか
何か味の濃いものの添え物としてもいいかも。
世の中には、不思議なものもあるんだねぇ。
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