火曜の授業で、久々に彼に会った。
その日はついに来た読み聞かせ発表の日で
自分の選んだ絵本を片手に、早めに教室へ向かった。
まだ前の授業が終わってなくて、廊下で待ってたら
彼が歩いてくるのを発見して、つい俯いた。
遠くから手を振るってのも気恥ずかしいものがあるし
かといって、じーっと見るわけにも行かない。
落ち着かなくて、俯いてそわそわしてた。
距離が縮まったところで顔を上げて「おはよ♪」
これがしたいがために、早め移動を心がけている。
するとしないじゃ、その日の終わり方が違うんだもの。
読み聞かせ発表で、最前線にいる彼をちらっと見たら
内容を楽しむように笑っていたので、なんか嬉しかった。
先生にほめられるより、こっちのほうが嬉しいや。
授業後も途中まで一緒に移動出来たし
何となく待っていてくれたような節があった。
気のせい、かも知れないけどさ。
寝る前、何だかそればっかり思い出しちゃって
ついつい、口元が綻んだ。
そして、木曜日。
2コマも一緒だ~♪と思うと朝もスッキリ起きられる。
駅に着いたら、なんと数メートル前にいたりして。
結構離れていたので、声はかけなかったけど。
教室についてから、挨拶を交わしたけど
何やら課題に忙しいらしかった。
邪魔しちゃ悪いな、と思って声はかけずにいた。
休み時間に、課題に使った本についての話が盛り上がって
彼の私物であるその本を見せてもらいながら
二人でずっとおしゃべりできたのが、今回の収穫。
ランチできるといいなって、思ったのだけど
タイミングが合わず、ちょっとがっかり。
でも、欲張りすぎはいかんなと思った。
少しだけ、嫉妬心も駆り立てられた出来事もあったけど
あ~、嫉妬するまでになったんだなぁと客観的に思った。
もう一歩だけ、踏み出せる勇気を。
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